中小企業のお取引先の経営支援体制の強化を目指した経済産業省「中小企業支援ネットワーク強化事業」への参加について

　富山第一銀行（頭取　横田 格）では、中小企業のお取引先の経営支援体制の強化を目指し、平成23年4月より経済産業省の「中小企業支援ネットワーク強化事業」に参加しましたのでお知らせいたします。
　当行では、平成22年度に中小企業応援センター「とやま中小企業応援ネットワーク」を設立し、富山県内の全支店を対象に経営相談会を開催致しましたが、本年度も引続き下記の内容で富山県内の全支店を対象に経営相談会を開催致します。
　本相談会では、支店ネットワークや経営相談会等を通じて様々な経営課題を発掘し、その経営課題について中小企業診断士を中心とした「中小企業支援ネットワークアドバイザー」（以下、「アドバイザー」といいます。）が直接相談を受けることで、中小企業の皆様の経営課題の解決策を考えていきます。また、支店担当者が相談会に同席しアドバイザーの具体的支援方法を学んでいきます。
　なお、本事業は富山県新世紀産業機構、富山県中小企業団体中央会、高岡商工会議所の協力を得て共同事業として実施いたします。
　当行では、今後も中小企業の経営支援体制の強化を図り、更なるコンサルティング能力の向上を目指してまいります。

１．実施内容

（１）経営相談会の開催

≪支援テーマ≫

1. 新事業展開：経営革新、地域資源活用、農商工連携、新連携
2. 創業、事業再生及び再チャレンジ
3. 海外展開支援
4. 事業承継：事業継承に関する問題を支援する。
5. 技術開発：ものづくりを中心とした技術開発を支援する。
6. 新たな経営手法への取組（ＩＴを活用した経営力強化、知的資産経営）
7. その他経営課題に対する支援

（２）支援機関へのＯＪＴ

相談企業の当行支店の担当者に対して、アドバイザーが支援方法のアドバイスを行います。