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2008/2/14

格付け据置のお知らせ

 当行は、このたび株式会社日本格付研究所(JCR)より、下記のとおり格付けを据え置く旨の通知を受けましたのでお知らせいたします。

1.格付け機関

株式会社日本格付研究所(JCR)

2.格付け

『A』(シングルAフラット)

3.格付けの見通し

『安定的』

4.格付けの対象

長期優先債務 格付け

5.格付けの主な評価理由

(1) 富山県内全域を主要な営業基盤としており、同市を中心に全67ヵ店を展開している。
店舗の効率化を推進する観点から、2007年3月に石川県の2ヶ店を北國銀行へ事業譲渡、2008年4月には名古屋支店を名古屋銀行に事業譲渡する予定であるが、事業譲渡する資産負債規模は小さく業績に与える直接的なマイナスの影響は限定的であること。
(2) 2007年9月中間期の金融再生法開示債権比率(部分直接償却前)は、4.14%と比較的低い水準にあり、前年同期比0.60%ポイントを低下させた。 業況不芳先が抱える未保全額も小さく、貸出資産の質は良好であること。 2007年12月末においても、同開示債権比率は概ね横這いで推移していること。
(3) 政策金利が上昇するなか、短プラ引上げを実施していないことから、預金金利の上昇が収益を圧迫し、2008年3月期の収益性はやや低下傾向にあること。 比較的良好な水準にあった2007年3月期のROA(コア業務純益ベース)0.74%もやや悪化する見通しであること。
(4) 連結TierI比率(国内基準)は2007年9月中間期10.61%と比較的高い水準にあり、繰延税金資産も計上していないことから、自己資本は質・量の面で良好である。 また2007年3月の劣後ローン導入で、連結自己資本比率(国内基準)を2007年9月中間期14.17%と前年同期比2.87%ポイントを増加させており、2007年12月末においても順調に推移していること。
(5) 比較的良好な水準にあるとみていた、貸出資産や自己資本について更なる改善が図られた。 トップラインの収益性がやや低下傾向にあるものの、与信費用が比較的低位で推移することが見込まれること。

6.格付けの据置について

今回の格付けの据置は、当行の堅実経営と透明性が適正に評価されたものと考えています。 当行ではこの事に満足する事無く、更に上位の格付けの取得を目指し、引き続き地域金融機関として地域の皆様の多様なニーズにお応えできるよう堅実な経営に努力していきます。

<本件に関するお問い合わせ>
総合企画部長 藤岡
電話番号:076-424-1219