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2007/1/5

格付け取得のお知らせ

 当行は、このたび株式会社日本格付研究所(JCR)より、下記のとおり格付けを取得いたしましたのでお知らせいたします。

1.格付け取得の目的

(1) 当行の経営理念「クリアー(透明に)・サウンド(健全に)・フェアー(公平に)」から、経営の透明性をアピールするため、経営情報のディスクローズの一環として取得いたしました。
(2) 当行の財務内容の改善および内部体制の活性化に役立てる為に、金融庁指定格付け機関「株式会社日本格付研究所(JCR)」の客観的な評価を取得致しました。

2.取得した格付け

(1)格付け機関
株式会社日本格付研究所(JCR)
(2)格付け
『A』(シングルAフラット) 見通し「安定的」
(3)格付けの対象
長期優先債務 格付け

3.格付けの主な評価理由

(1) 富山県内全域を主要な営業基盤としており、同市を中心に全69ヶ店を展開し、約15%の預貸金シェアーを確保している。また、そのシェアーも徐々に拡大しているなど、地元において一定のプレゼンスを有する。
(2) 預貸率(平残ベース)は、2006年9月中間期 76.22%と業界平均を上回る水準を維持している。
(3) 金融再生法開示債権比率は、2003年3月期をピークに低下傾向で推移しており、2006年9月中間期 3.33%(部分直接償却前では 4.74%)と低い水準に抑えられている。総与信に占める分類債権額のウエイトも抑えられており、貸出資産の質はおおむね良好である。
(4) 連結自己資本比率(国内基準)は、2006年9月中間期 11.30%、Tier I 比率 10.40%と比較的高い水準にある。繰延税金資産のウエイトは小さく、自己資本は量の面、質の面共に良好。
(5) コア業務純益が増益トレンドで推移しており、ROA(コア業務純益ベース)は2006年3月期 0.78%と比較的高いことに加えて、OHR(コア業務純益ベース)も抑えられている。
(6) 「堅実経営」のスタンスを反映して、財務体質は他行比優位性がある。また、創業以来、赤字決算を計上したことが無く、着実に内部留保の蓄積が図られている安定性は評価できる。

4.取得した格付けについて

 今回の格付けは、当行の堅実経営と透明性が適正に評価されたものと考えています。当行ではこの事に満足する事無く、更に上位の格付けの取得を目指し、引き続き地域金融機関として地域の皆様の多様なニーズにお応えできるよう堅実な経営に努力していきます。